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この記事でわかること
「住宅ローンを借り換えれば得になるのだろうか」と考えたことはありませんか?借り換えは条件によっては数百万円の節約になる一方、費用や手続きを考慮しないとかえって損をするケースもあります。
この記事では、借り換えで得する条件と2026年の金利環境を踏まえた判断基準を解説します。繰り上げ返済との組み合わせについては、「住宅ローンの繰り上げ返済で得する条件|期間短縮vs返済額軽減の比較」もあわせてご参照ください。
住宅ローンの借り換えとは、現在の住宅ローンを別の金融機関のローンに乗り換えることです。主な目的は金利の引き下げによる総返済額の削減です。ただし、借り換えには諸費用がかかるため、節約額が費用を上回らなければ得になりません。
一般的に以下の3条件が揃うと借り換え効果が出やすいとされています(出典:価格.com「住宅ローン借り換え効果のシミュレーション」)。
2026年は日銀の政策金利引き上げを受け、住宅ローン金利(特に変動金利)が上昇傾向にあります。2026年の変動金利の市場平均は1.0%前後、固定金利は1.3〜1.5%台で推移する見込みとされています(出典:モゲチェック「住宅ローン金利2026年5月動向」)。
現在変動金利でローンを組んでいる方は、今後の金利上昇リスクを回避するために固定金利への借り換えを検討するケースが増えています。ただし、固定金利は変動金利よりも現時点では高いため、今後の金利見通しとのバランスで判断することになります。
住宅ローン控除(住宅ローン減税)の適用期間中の借り換えは、借り換え先のローンが住宅ローン控除の適用要件(10年以上の返済期間等)を満たしているか確認が必要です。
費用の種類 | 目安金額 |
|---|---|
事務手数料(新ローン) | 定率型:借入額×2.2%程度 / 定額型:数万円 |
保証料(新ローン) | 0〜数十万円(保証料無料の商品も多い) |
抵当権抹消・設定費用 | 司法書士報酬含め5〜10万円程度 |
繰り上げ返済手数料(旧ローン) | 0〜数万円(金融機関による) |
印紙税 | 借入額による(2万円程度が多い) |
総費用の目安は30〜100万円程度です。「実質金利」(金利+諸費用を含めたコスト)で比較することが重要です。
審査から実行まで1〜2ヶ月程度かかることが一般的です。余裕を持ったスケジュールで進めましょう。
借り換え後の新ローンが住宅ローン控除の要件(返済期間10年以上・本人が居住等)を満たしていれば、引き続き控除を受けられます。詳細は税務署または税理士へご確認ください。
借り換え時も新規借り入れと同様の審査があります。転職・収入の変化・他のローン残高の増加などで審査が通らない場合もあります。審査前に現在の信用状況を確認しておくことをおすすめします。
ネット銀行は金利が低く手数料も安いケースが多く、借り換え先として人気があります。ただし、繰り上げ返済の手続きや万が一の相談窓口がオンライン限定になる点を考慮したうえで選択することをおすすめします。
住宅ローンの借り換えは、条件次第で大きな節約になります。まずは現在のローン条件を確認し、複数の金融機関のシミュレーションツールで試算してみましょう。判断に迷う場合は、ファイナンシャルプランナーへのご相談もおすすめです。