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この記事でわかること
2026年、首都圏の新築マンション供給数が約2万3,000戸と、過去50年で最低水準に達する見通しです(不動産経済研究所)。「新築マンション氷河期」と日経新聞が見出しに掲げたほど、住宅市場の構造が根本から変わりつつあります。新築が減れば中古に人が流れる——その結果、中古マンション価格は1億円超えが当たり前の時代へ突入しています。何が起きているのか、購入検討者はどう動くべきか、解説します。

不動産経済研究所の発表によると、2026年の首都圏新築マンション供給数は約2万3,000戸と、1973年以降で最も少ない水準です(出典:不動産経済研究所「マンション市場動向」)。東京23区の新築マンション供給はピーク時の4分の1以下に激減しており、「都心で新築マンションを買う」という選択肢は急速に消えつつあります。
不動産取引の現場では「建てたくても建てられない」という声が増えています。供給減の背景には3つの構造的な要因があります。
新築マンションが買えない層が中古市場に流れ込んでいる結果、首都圏の中古マンション平均成約価格は2020年度3,668万円から2024年度4,939万円へ急騰し、「中古1億円」も珍しくない時代に突入しています。
新築マンションが買えなかった富裕層・パワーカップルが中古市場に流入する結果、中古価格も押し上げられています。不動産取引の現場では「5年前に4,000万円で買った物件が6,000万円で売れた」というケースも珍しくなくなっています。
一方で、価格だけ高くなっているわけではありません。2026年4月施行の区分所有法改正により、老朽化マンションの建て替え決議要件が緩和され、中古物件でも「将来の建て替えによる資産価値向上」が期待しやすくなっています。関連記事:新築マンションvs中古マンション|2026年の損得を徹底比較
住宅購入に詳しい専門家の多くが指摘するのは「新築氷河期の今こそ中古購入の好機だが、物件選びの目利きが必要になっている」という点です。以下の3点を特に意識してください。
住宅購入の全体的な流れについてははじめての不動産購入の流れ全8ステップ完全解説も参考にしてください。
2026年の新築マンション市場は「供給50年最低」という構造的な転換点を迎えています。
新築が買えないからといって妥協した中古物件を選ぶのではなく、しっかり目利きして「資産になる中古物件」を選ぶことが2026年の住宅購入の鉄則です。