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この記事でわかること
「一戸建てを買いたいけど、建売にするか注文住宅にするか迷っている」という方は多いのではないでしょうか。建売住宅と注文住宅(注文建築)は、価格・工期・自由度など様々な点で異なります。どちらが正解かは人によって違いますが、違いを正しく理解して選ぶことが大切です。
この記事では、費用・工期・自由度・住宅ローンの観点から両者を徹底比較し、あなたのライフスタイルに合った選び方をご提案します。
建売住宅(たてうりじゅうたく)とは、土地と建物をセットにして販売する一戸建て住宅です。ハウスメーカーや不動産会社があらかじめ設計・建築した物件を、完成後(または建設中)に購入します。
一方、注文住宅(ちゅうもんじゅうたく)は、土地を先に購入し、その後ハウスメーカーや工務店と契約して、間取りや仕様を一から設計する住宅です。自分好みの家を建てられる反面、時間とコストがかかります。
比較項目 | 建売住宅 | 注文住宅 |
|---|---|---|
平均費用(土地込み) | 約3,605万円 | 約4,455万円 |
工期(入居まで) | 最短1ヶ月〜4ヶ月程度 | 12〜18ヶ月程度 |
間取り・デザインの自由度 | 低い(既定の仕様) | 高い(フルカスタマイズ可) |
完成前の実物確認 | 完成物件なら可能 | 完成前のため確認不可 |
住宅ローン | 土地・建物を一括で借入可能 | つなぎ融資が必要な場合あり |
住宅金融支援機構のデータによると、土地込みの全国平均購入費用は建売住宅が約3,605万円、土地付き注文住宅が約4,455万円で、その差は約850万円です(出典:住宅金融支援機構)。
建売住宅が安い主な理由は、同一設計を複数棟まとめて建築することで材料費・施工費を抑えられるためです。また、設計費用がかからない点も大きなコスト差の要因です。
建売住宅はすでに完成している物件なら最短1ヶ月以内に入居できます。建設中の物件でも4ヶ月程度が目安です。引越し時期が決まっている場合や、今すぐ住みたい場合に適しています。
注文住宅は、土地の購入・設計・建築許可取得・着工・竣工とプロセスが多く、通常12〜18ヶ月かかります。設計の打ち合わせが複数回に及ぶため、余裕のある計画が必要です。
建売住宅は設計済みの間取りや設備仕様が決まっており、購入後に変更できる範囲は限られています(内装のオプション変更が可能なケースもあります)。
注文住宅は間取り・外観・設備・内装まで細かく設計できます。ただし、選択肢が増えるほど決断が難しくなり、打ち合わせに時間がかかることも念頭に置く必要があります。
建売住宅は土地と建物の金額がセットになっているため、一括で住宅ローンを組めるのが特徴です。注文住宅の場合、土地を先に購入し建築費を後から支払うため、建物が完成するまでの期間につなぎ融資(橋渡し融資)が必要になることがあります。つなぎ融資には利息が発生するため、総コストの計算時は忘れずに考慮しましょう。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
建売住宅は実物を確認できることが強みです。内覧時には以下のポイントを確認しましょう。
建売住宅でも値引き交渉は可能な場合があります。特に販売開始から期間が経過している物件や、複数棟同時販売で売れ残りがある場合は交渉の余地が生まれやすい傾向があります。ただし、交渉が成功するかどうかは売主の方針によるため、担当者に相談することをおすすめします。
新築であればどちらも住宅ローン控除の対象になります。ただし、控除額の計算に使う借入金残高の上限や省エネ性能の区分によって控除額が変わります。詳細は国税庁の最新情報をご確認いただくか、税理士・ファイナンシャルプランナーへのご相談をおすすめします。
一概にそうとはいえません。建売住宅も建築基準法や住宅品質確保促進法(品確法)の基準を満たす必要があります。施工業者の実績や第三者検査の有無、瑕疵担保保険への加入状況を確認することで品質面のリスクを軽減できます。
どちらの住宅形式も一長一短があります。大切なのは自分や家族のライフスタイルや優先順位に合った選択をすることです。購入をご検討の方は、まず複数の物件・ハウスメーカーの話を聞き、比較することをおすすめします。